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■飽和状態の木質リサイクル
木質のリサイクルは有機肥料やパーティクルボード、製紙用原料として使用されています。しかし現在リサイクルが飽和状態であるにもかかわらず、建設リサイクル法の完全実施により、さらに行き場を失い、木質廃棄物の不法投棄が増大すると予想されています。

■木質の利用技術の必要性
近年木質利用として木質舗装が施工されています。しかしバインダーとしての樹脂や乳剤のコストが高く、また常温施工のため施工機械の問題や方法が特殊でリサイクルに貢献できていないのが現状です。田中建材の考案した練り混ぜ方法と理論により、安価なバインダーを用い、可燃性の高い木質を安全に、粘度を一時的に低下させ、従来の舗設機械を用い、温度が低下しても施工しやすい状態におく技術を開発し、そのことにより、木質アスファルト舗装の品質と施工性、経済性を高めることに成功しました

■木質加熱アスファルト混合物の利用方法
●透水性や弾力性、保水性を利用した歩道舗装、都市部のヒートアイランドを防ぐ屋上や周辺の舗装
●断熱性に優れた利点を利用し、屋上の防水下地の断熱、土間の断熱材
●空隙に作土等を充填し、公園や法面等に利用した緑化工法
●空隙にセメントミルクを注入し強度を増した舗装の駐車場への利用、また壁面への利用方法の開発
●施工済み木質舗装の再加熱による再利用
●地域で発生した木質が舗装として使用されることで、将来のエネルギーや資源、炭素の貯蔵庫として、また最終処分場として、温暖化ガスの排出抑制に貢献できる工法。これからはこのような工法が循環型社会をささえていくうえで必要だと考えています。

等これから様々な可能性の商品を提供していきたいと考えています。

■未来のリサイクルへの不安
解体に伴う廃棄物の発生量は1995年時点で約1000万トンと推定され、2010年には昭和40年代の解体が大量発生する事により、4000万トンと予想されています。
40%程度がリサイクルされています。そのほかは最終処分、焼却処分となっています。年間40万トン近い木質が不法投棄され、そのほとんどが解体廃材と推測されています。
2010年、4000万トンをリサイクルし吸収する能力は現状の日本社会にはありません。

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